Node.js のインストール
Ubuntu での Node.js のインストール方法は以下の3通りがあります。
- NodeSource のリポジトリを使用する方法
- Ubuntu の公式リポジトリを使用する方法
- nvm (Node Version Manager) を使用する方法
NodeSource のリポジトリを使用する方法
Ubuntu 標準のパッケージで、安定性重視ですがバージョンが古いことが多いです。
# 必要なツールを入れる
sudo apt update
sudo apt install -y curl
# NodeSource リポジトリ追加(LTS版)
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_lts.x | sudo -E bash -
# Node.js インストール
sudo apt install -y nodejs
# バージョン確認
node -v
npm -v Ubuntu の公式リポジトリを使用する方法
Node.js の公式推奨方法で、安定した最新版や LTS バージョンを取得できます。
sudo apt update
sudo apt install -y nodejs npm
node -v
npm -v nvm (Node Version Manager) を使用する方法
開発環境向け。プロジェクトごとに異なる Node.js バージョンを切り替えられます。
# nvm インストール
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash
# 設定を反映
source ~/.bashrc
# LTS 版をインストール
nvm install --lts
# バージョン確認
node -v
npm -v 本番環境では nvm より NodeSource リポジトリ からインストールした Node.js を使います。
NodeSource のパッケージは必要な依存パッケージも自動でインストールされます。
NodeSource からインストールすると /usr/bin/node に配置されるため、OS全体で利用でき、サービス起動時も確実に動きます。
また、OS のパッケージ更新時に Node.js も更新できるため、セキュリティパッチが自動で反映されます。